6 持針器とはさみ
外来での縫合処置はスピード勝負だと思います。手術とは違いますからね。ちょっとでも時間短縮をしたいと思って個人的に買った持針器をご紹介します。
「剪刀付き持針器(ヘガール・オルソン)」
持針器先端の近位側が剪刀になっており、ハサミに持ち替えなくても糸が切れるという優れモノです。形成外科の先生が使っているのを見て購入しました。アマゾンで1000円台と激安です。ただ、買ったはいいけれど、ついつい使うのを忘れて滅菌済みのまま眠っています。ホンモノは25,000円くらいするのでこっちをいつか使ってみたいですね。
ちなみに、これを使うときは結紮後に糸を一本だけ切ることになります。
もちろん、通常の持針器でも一本切りの方法はできます。その場合誰かに切ってもらう必要があります。いずれにせよ、これをするとかなり糸を節約できます。一応ご紹介しておきますね。